【クラファンあるある】応援してます!って言われて、支援されてない件について深掘りしよう。

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「わー!すごく良いプロジェクトですね!めちゃくちゃ応援してます!」

SNSのコメント欄に、熱いメッセージを寄せてくれる人。

クラウドファンディングに挑戦するたび
たくさんの「応援してます!」という言葉に包まれます。

その一つひとつが
まるで乾いた喉を潤す一杯の水のように
私たちの心を奮い立たせてくれるのは紛れもない事実。

本当に、ありがたい。

でも、ふと、
クラウドファンディングの管理画面に目をやると
支援者数のカウンターが昨日と変わらぬまま
静かに微笑んでいることがある。

「あれ?」

「なぜ?」

と、首をかしげる瞬間。

熱心に活動内容を説明し
パンフレットも熱心に読み込んでくれて、
「これは絶対支援しますね!」と
固い握手まで交わしたあの人も
まだ支援者リストにはお名前が見当たらない。

これって、もしかして

クラファンあるある、だったりしませんか?

目次

「応援」という名の魔法の言葉。その正体は…?


誤解しないでほしいのですが
「応援してます!」という言葉そのものを
疑っているわけでは、決してありません。

その多くが、心からの善意や共感から
発せられていることを、痛いほど感じています。

その温かさがなければ
そもそもクラファンなんていう
無謀とも思える挑戦に踏み出す
勇気すら持てなかったかもしれません。

ただ、クラファンライターとして
様々なプロジェクトに伴走する中で
「応援」という言葉が持つ

なんとも不思議なグラデーションに気づかれされます。

ある人は、本当に心の底から
プロジェクトの成功を願い、
祈るような気持ちで「応援してます!」と伝えてくれる。

その言霊は、私たちにとって何よりのお守りになります。

またある人はその言葉を
「今は直接的な支援は難しいけれど、あなたの活動を気にかけていますよ」という、一種のシグナルでしかありません。

それはそれで、とてもありがたい繋がりです。

そして、中には、ほんの少しだけですが

「応援してます!
(…と言っておけば、角が立たないかな?)」
という、コミュニケーション上の
潤滑油のようなニュアンスのケースも

まあ人間だもの、そういう時もありますよね。

言葉と現実の間に横たわる、見えない川

では、なぜ心からの「応援」が、
必ずしも具体的な「支援」という
行動に結びつかないことがあるのでしょうか。

一つには、単純に
「タイミング」や「経済的な事情」があります。

応援したい気持ちは山々でも
今月はちょっと厳しいとか
手続きが面倒で後回しにしていたら忘れてしまったとか。

これはもう、仕方がないことです。

クラファンライターもいつだって
全ての「応援したい!」を
形にできているわけではありませんから。

もう一つは、もしかしたら
「プロジェクトの魅力が
もう一歩伝わりきっていない」可能性も。

あるいは
「支援することで得られるものが
ピンと来ていない」のかもしれません。

熱量は感じてもらえた。共感もしてくれた。

でも
「自分のお金や時間を投じるだけの価値があるか」
という最後のスイッチを押すまでには、何かもう一つ
小さな橋があります!

この橋を越えられるかどうかが
クラファン成功の大きな鍵を握ります。


この小さな橋というのは
「応援のコスト」そのものです。

言葉で応援するのは
基本的にはノーコスト。

でも、実際に支援するとなると
そこには金銭的、時間的なコストが発生します。

そのコストを払ってでも
「このプロジェクトを成功させたい!」
と思ってもらえるだけの熱量を
あなたは生み出せていますか?

それでも「応援してます!」は、やっぱり嬉しい。だからこそ


ここまで、ちょっとうがった見方をしてしまったかもしれません。

でも、根底にあるのは、
やっぱり「応援の言葉は、素直に嬉しい!」
という気持ちです。

それは間違いありません。

ただ、その上で、
もし、ほんの少しだけ勇気を出して
その言葉に「行動」を添えていただけたなら。

それは、これからクラファンを
始める人にとって何百倍もの力になります。

100円の支援だって、立派な「行動」。

SNSでの「シェア」だって、大切な「行動」。

友人への「口コミ」だって、かけがえのない「行動」。

言葉だけの応援が「点」だとしたら

行動を伴う応援は
その点を繋いで「線」にし
やがて「面」となってプロジェクトを
大きく動かしていく力になります。

クラファンライターとして
多くの挑戦者を見てきましたが
彼らが本当に見たいのは、
数字の達成だけではありません。

自分たちの信じる未来に、どれだけ多くの人が
「自分も参加したい!」と手を挙げてくれるか

その「仲間」の輪が広がっていく光景こそが
何よりの報酬です。

「応援」、その一歩先へ

もしあなたがクラファンに挑戦する側なら。
「応援してます!」の言葉の向こう側にある
様々な想いや事情を想像してみてください。

そして、どうすればその言葉が
「具体的な行動」という橋を渡ってくれるのか
知恵を絞り続けることが、きっと未来を切り拓きます。

「応援」という言葉が
もっともっと温かく、そして力強く
あなたの現実を変える力になりますように。

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